蟻の総合栄養食について
蟻は種類によって食べ物が違います。例えばクロナガ蟻は種を食べます。またキノコを栽培して食べる蟻もいます。色々な蟻達がいますが、多くは雑食性が多いのです。人間と同じで糖分・タンパク質・ビタミンミネラルを栄養としている蟻達がいます。よく、外で甘いお菓子や死んだ昆虫に群がっているのを目にすることがあります。家の中でも甘い物を置いていると、蟻が家の中まで入ってきているのを見ることもあります。
このように蟻達はどんなところでも匂いを嗅ぎ付けて集まってきます。蟻を飼育する為には、糖分ばかりではなく必要な栄養をしっかりと与えなければ元気に育つことができません。甘いエサが好物だからといって砂糖ばかり与えていると不健康になってしまいます。
人間でいうメタボリックシンドロームになってしまいます。しかし、生きた昆虫を捕まえて蟻達に与えるのが苦手という人もいます。そういう時はこの総合栄養食を与えてみてはどうでしょうか?この総合栄養食は全ての必要な栄養素が含まれており、蟻達を元気に育てることができます。ぜひ、使用してみてください。
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蟻の総合栄養食だけでなく色々な食べ物を
蟻の総合栄養食は確かに蟻に必要な全ての栄養素が含まれており蟻のエサに最適だと思います。しかし蟻の総合栄養食だけを年中与えていれば元気で立派なコロニーになることはできません。理由は様々ありますが一つは季節や時期によって沢山必要な栄養素が変化するということが挙げられます。蟻の総合栄養食は一定の配分でしか作られていません。例えば夏になると女王蟻は多くの卵を産卵する時期となりいつもよりも多くのタンパク質を必要としてます。その時期にはできるだけタンパク質の多い食べ物を与えたほうがいいでしょう。冬の時期になると蟻達はあできるとまり動くことをせずにじっとしている事が多くなります。この時期にタンパク質は沢山必要となるでしょうか?まずは糖質を少し多めに摂取して栄養を蓄え冬越しをするでしょう。このように、蟻達の生活パターンによってエサの配分や与える量または必要な栄養素が変わってきます。もう一つは蟻の総合栄養食は100%完璧なミラクルフーズではないということです。人間だってそんなすばらしい食べ物があればそれだけを食べているはずです。全ての生き物は色々な食べ物を摂取して色々な栄養素をバランスよく摂取して体を調整しています。蟻も同じです。総合栄養食だけでなく色々な食べ物を与えることが一番大事です。それによって私達も蟻の好みや必要な栄養素のタイミングなどその他のことも多く学ぶことができるのです。
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蟻の総合栄養食と嗜好性について
蟻は同じ種類でも食べ物の好みが違います。例えるならば人間で双子だからといって性格や好みが同じかというとまったく違いますよね。総合栄養食も上記で述べたように万能ではありません。コロニーAではよく食べるのにコロニーBでは少ししか食べないこともあります。バナナを食べる蟻もいれば食べない蟻もいます。蟻のコロニーによって何が好みなのかを把握しなければなりません。ここまでの話は私が1番述べたいことではないです。この嗜好性が変わるということを前提に述べたいと思います。では嗜好性がとてもいい食べ物があったとします。毎日蟻達の好きな食べ物を与えて元気に育つのかという問題を伝えたいのです。例えば、甘いチョコレートが嗜好性が高いからといって毎日チョコレートだけを与えていたらどうなるでしょうか?弱って死んでしまうと思いませんか?上記でも述べましたが、蟻にも必要な栄養素がありそれを摂取させなければなりません。人間に例えると簡単です。体にいい野菜や果物が嫌いで肉ばかり食べているとどうなるでしょうか?嗜好性がとても高いということは必ずしも蟻にいいとは限りません。沢山食べる砂糖と少しは食べる総合栄養食。私なら総合栄養食をバランスを調整しながら与えます。
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飼育や販売について
蟻の飼育を楽しんでもらいたい。自分が子供のころに働き蟻を捕まえて、育てた記憶があります。その時のドキドキ感やワクワク感を現在、発展してきた道具や飼育方法で、みなさんにも楽しんでもらいたいと思い、始めました。現在は、海外でも蟻の飼育が人気になっており様々な商品が売られております。その中でも、厳選した商品の紹介や手作りの商品を開発、提供できたらと思っております。
自分も分からないことも多いですが、自分でも様々な蟻を飼育しながら、知識も提供していけたらと思います。まず分からないことがあれば、メールでも電話でも気軽に連絡をいただければと思います。
仕事の合間をぬって、少しこと道具の開発や紹介ができたらいいなと思っております。宜しくお願いします。 |
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