蟻の飼育ケースについて
初めて女王蟻を捕まえた方、女王蟻を手に入れた方はまずどのように飼育すればいいのだろうかと悩むかと思います。最初に考えることは飼育するのにどんなケースで育てればいいのだろうか?だと思います。飛行結婚を終えた女王蟻は神経質で抵抗力も弱くちょっとした刺激がストレスとなりすぐに死んでしまうことがありますので、慎重にしなければなりません。また基本的に女王蟻はじっとしていることが多いです。初めて飼育する方に見られることが動かないから揺すったり息を吹きかけて動くのを見ようとする方が多いと思います。これは絶対に行ってはいけません。ストレスが強くなりすぐに死んでしまいます。
まず、女王蟻を捕まえたら一時的な飼育ケースとしてかなり小さいプラスチック容器でもタッパでもいいです。その飼育ケースにスポンジまたはティッシュ・キッチンペーパーなどを湿らせて飼育ケースに入れて湿度を与えてから女王蟻を保管してください。必ず注意してほしいことは、温度は30度以上にはしてはいけません。湿度を必ず保つようにしてください。小さな飼育ケースを使用してください。以上をまず確保しなければすぐに死んでしまいます。またできれば押入れなどに入れて、暗くして刺激を与えないことが理想です。
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蟻の飼育ケースの種類
蟻を飼育するにはどんな飼育ケースがあるのだろうか?初めて蟻を飼育する方にとって最初の疑問だと思います。現在、蟻の飼育ケースはどんどん発展しており色々な素材の飼育ケースが存在します。それぞれに一長一短があり、蟻の種類によっても適している飼育ケースも異なっています。どんな飼育ケースがあるのでしょうか?現在ある飼育ケースを紹介したいと思います。日本で一番主流となっている石膏飼育ケース、海外で人気となっているアクリル飼育ケース・ジオラマ風の飼育ケース・コルクで作成された飼育ケースなど様々な飼育ケースがあります。日本のホームセンターや雑貨屋などではゼリーで作成された飼育ケースもあります。このゼリーでできた飼育ケースはNASAが開発した素材で作られていますが、女王蟻の飼育には向いておりません。日本では一番人気なのは石膏で作られた飼育ケースですがメリットは石膏が安価に購入でき自分で飼育ケースをオリジナルで作成できることではないでしょうか?その為、蟻の飼育の間では人気の素材となっております。自分で飼育ケースを作りたいという人は石膏が向いているでしょう。しかし石膏にはデメリットがあります。すぐに汚れやすい、蟻に齧られてボロボロになりやすく見栄えが悪いなどがあります。最近、アクリル飼育ケースが日本でも増えてきている様子があります。アクリルでは汚れても洗えばきれいに何度でも使用できることが魅力的です。ぜひ自分に合った飼育ケースを見つけてみてください。
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飼育ケースの役割
飼育ケースというのは単純にケースに蟻または昆虫を入れるだけで飼育できるものではありません。どの昆虫に言えることですが、飼育ケースとはその昆虫の特徴に合わせて最適に作られているのです。蟻の飼育ケースも蟻が元気に飼育できるように作られているのです。また自分で作成する場合においても蟻が飼育できるように適して作成しなければなりません。ではどんな飼育ケースが蟻にとって良い飼育ケースなのでしょうか?まず基本的に湿度が保ててるような飼育ケースにしなければなりません。蟻は基本的に乾燥に弱いのです。蟻は自然界では土の中で生きるものが多く存在します。土の中では湿度が高く土が湿度を調整しているのです。飼育ケースも土の環境に近づけなければなりません。その為、石膏やスポンジなど水分を与える必要があります。それならば、直接に土を使用すればいいんじゃないかと考える人もいるかもしれません。自然界で土は常に循環しています。しかし人工的にケースに土を入れてしますと循環が不可能となり逆に細菌やカビの絶好の住処になってしまい蟻は死んでしまいます。飼育ケースには飼育ケースの役割があり、それを把握しないと上手に育てるには必要不可欠なのです。
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飼育や販売について
蟻の飼育を楽しんでもらいたい。自分が子供のころに働き蟻を捕まえて、育てた記憶があります。その時のドキドキ感やワクワク感を現在、発展してきた道具や飼育方法で、みなさんにも楽しんでもらいたいと思い、始めました。現在は、海外でも蟻の飼育が人気になっており様々な商品が売られております。その中でも、厳選した商品の紹介や手作りの商品を開発、提供できたらと思っております。
自分も分からないことも多いですが、自分でも様々な蟻を飼育しながら、知識も提供していけたらと思います。まず分からないことがあれば、メールでも電話でも気軽に連絡をいただければと思います。
仕事の合間をぬって、少しこと道具の開発や紹介ができたらいいなと思っております。宜しくお願いします。 |
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