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・蟻の飼育キット:ジェル状は蟻にとって危険?!
このように蟻の飼育の人気の火種となった「アントアク蟻ウム」 ですが、じつは大きな欠点があります。
この「アントアク蟻ウム」は女王蟻の飼育や長期間の飼育や観察には向いていないのです。
ちょっとした短期間での飼育や観察を楽しむのが目的であれば大丈夫なのですが・・・本格的に蟻を飼育してみたいという方では、このジェル状の飼育キットでは不可能なのです。

・女王蟻や働き蟻を長く飼育したい方は別の飼育ケースを!
蟻の飼育の火付け役となった「アントアク蟻ウム」なのですが、長期間の飼育や女王蟻から飼育してみたいという方にとっては、不向きの飼育キットなのです。
この「アントアク蟻ウム」は栄養分を含んだ特殊なジェルでできており、蟻の巣となり餌となるものです。まず、このジェル状のエサとなる栄養分が偏っていることが上げられます。
蟻も人間と同様に糖質・脂質・タンパク質・ビタミンやミネラルが必要です。ひとつでも欠ければ蟻も死んでしまいます。
もっとも最大の弱点がジェル状自体がカビや雑菌が繁殖するのに適しているのですぐに腐ってしまうからです。カビや菌が繁殖すると蟻にとって害となります。また見栄えも悪くなり観察どころではなくなります。
もともと、アントク蟻ウムは女王蟻が卵を産んで蟻が増殖する事を想定していないです。
1ヶ月もしないうちにカビや菌が繁殖してしまい見栄えが悪くなるどころか観察することもできなくなってしまいます。
女王蟻を飼育して、卵から働き蟻を増やして大きなコロニーを育てるには「アントアク蟻ウム」では不可能なのです。 |






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